【妻と仲直りしたいアナタへ】妻のトリセツ

そんなアナタに今すぐ読んでもらいたい本。

それが、黒川伊保子さん著の『妻のトリセツ』です。

妻のトリセツは現在オーディブルで聴き放題対象です。

紹介

妻のトリセツ

著者:黒川伊保子

朗読:杉村理加

内容

本書は、脳科学の立場から女性脳の仕組みを前提に妻の不機嫌や怒りの理由を解説し、夫側からの対策をまとめた、妻の取扱説明書である。 「妻が怖い」 「妻の顔色ばかりうかがってしまう」「妻から逃げたい」という世の夫たちが、家庭に平穏を取り戻すために必読の一冊でもある

Audible『妻のトリセツ』サマリーより抜粋

こんな人にオススメ

女性脳の押さえておきたい特性が書かれているため、旦那さんに読んでもらいたい本です。

ここに書いてあることを理解、実践すると気の持ち方も違ってくるので、精神的に楽になれます。

読むとわかること

妻の戦略指南書

本書を読むことで、妻との付き合い方が勉強できます。

著者の黒川伊保子さんは、「男性と女性では脳の作りが違う」と解説し、「女性脳の仕組みを知って、戦略を立てよう」と述べています。

男にとって結婚の継続とは、女性の母性ゆえの攻撃から、いかに身を守るかの戦略に尽きる。

（中略）

家庭を、のんびりくつろぐ癒しの場所だと思ったら大間違い。それは、母親の翼の下にいた時代の「家庭」のことだ。

妻のトリセツより抜粋

女性側から書く男性のミカタ

著者は女性なのだが、内容は男性向けに書かれています。

「こうすればきっといい夫婦関係を気づけるよ」

「話を聴く時は共感しましょう」

「過去の嫌な記憶（ネガティブトリガー）は作らないようにしよう」

など、丁寧に書かれています。

決して「こうあるべき！」といった上から押さえつける内容ではなく、「普段からの付き合いや緊急時の対策法」といった内容なので理解しやすいです。

それでも別れないほうがいい理由

妻のトリセツの最後を飾るタイトル。

結論から書くと、妻によってアナタは助けられているということです。

体調の変化や顔色などを瞬時に察知し、時には大病にかかる前に病院を促して一命をとりとめる。

こういった察する力は女性脳特有の能力なのです。

東洋経済オンライン「なぜ『離婚男性』の病気死亡率が高いのか」（荒川和久）によると、既婚・未婚・死別・離別で比べた場合の死因と死亡率では、病死・不慮の事故・自殺のすべてにおいて、離別の男性がダントツで高い。

妻のトリセツより

離婚後の食生活の乱れやアルコール依存、心の支えがなくなったことによる自暴自棄などが原因とも著者は唱えています。

なので、アナタの健康面、精神面のために別れない関係を作っていこうというのが本書の目的なのです。

最後まで夫の視点に立った構成になってます。

サクッと聴ける朗読時間

本書の朗読時間は2時間48分です。

1.6倍速で聴いても1時間半程でサクッと聴けてしまいます。

それでいて、杉村理加さんのハッキリとした口調が聴きやすく、速度を上げてもわかりづらいということはありません。

他にも通勤時間や帰りの時間を利用して聴くのもオススメです。

会社の行き帰りで読み終えてしまうかもしれません。

まとめ

妻のトリセツは男性を応援するための本であり、実践できる内容も豊富で実用的な一冊となっています。

新郎さんにこっそりプレゼントするのもアリです。

一時期話題になり、世界一受けたい授業でも取り上げられた本書。

妻としあわせな家庭を築きたいアナタなら、一度読むことをオススメします。